堆肥を作る
野積みは、たい肥作りでもとても簡単にできる方法のひとつです。
庭のちょっとしたスペースで作れるので、初めて堆肥作りをする人でも、失敗もほとんどなく簡単に作れると思います。
ぜひとも一度はやってみてください。
野積みで堆肥の作り方
材料
落ち葉
枯れ草
雑草
*あるものをあるだけで大丈夫です
米ぬか
油粕
鶏糞
*米ぬかは量は多くても大丈夫ですが、油粕や鶏糞は1割程度
道具
スコップ
ブルーシート
またはごみ袋
軍手や手袋
作り方
1.穴を掘る
野積みをする場所に穴を掘ります。大きさは材料の量が入る程度の大きさで、深さは季節によりますが、夏なら、10㎝程度でいいと思いますし、冬なら凍らない深さまで深くしてください。
実は真夏なら掘らなくてもできます。地面の中で作ると保温と水分調整が可能になりますが、その分切り返しが少し大変になります。季節と手間を考えて掘ってください。
2.材料を混ぜる
落ち葉や枯れ草、雑草などあるもの全部用意します。それらをよく混ぜます。落ち葉や枯れ草が多いと、混ざりにくくカサカサするので、水をかけながら行うか、事前にちょっと水をかけ湿らせたり、雨に晒しておいて濡れている状態で行うといいと思います。
水分量は、野積みの場合はあまり気にしなくても大丈夫です。水分が多ければ、土に吸収されます。
*別の方法
事前にビニール袋に落ち葉や枯れ草・雑草を順番でも混ぜた後でも適量入れて、袋の半分以下、まで入れます。水気が足りなそうなら水を入れて、袋の上から良く揉みます。落ち葉や枯れ草が多い場合は、水を入れて1日放置してもいいです。
大量にある場合は、この方法で少しづつ行うと楽になります。
3.穴に材料を入る
4.材料を重ねていく
これを繰り返し、すべて積み重ねます。
一番上は材料で米ぬか、油粕、鶏糞が見えない様に覆います。
最後に上から踏みしめます。
5.土を被せる
6.ごみ袋やブルーシートを覆う
ビニールが飛ばないように、土をかけます。
7.切り返しを行う
1~2日もすると、ビニールの上から手を当てると暖かくなっています。そのまま1~2週間放置すると、さらに内部では高温になって来ます。中に手を入れて熱くて耐えられない程度になっていれば、切り返しの時期になります。
材料を、その場で混ぜ、難しいようなら少しづつ外に出し混ぜます。混ぜることで空気と水分が行き渡ります。また乾燥が強い用なら、水を足します。
また元の穴に材料を戻し、上からごみ袋やビニールシートを被せます。
8.完成
7.を数回繰り返すと、だんだん原型がなくなり堆肥の完成となります。
また、切り返しを行わないで放置しても堆肥となりますが、1年はかかると思ってください。
以上で野積みの方法の紹介を終わります。
他にもいろいろと方法がありますので、よかったら参考にしてみてください。
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