堆肥作りは、ちょっと難しいのでは、いろいろと準備が居るのではと、しり込みしている人も多くいると思います。
今回は、庭の片隅でも出来る。だれでも簡単に作れる堆肥作りを紹介していきたいと思います。
準備するもの
木枠を堆肥を作る大きさに組む

まず初めに、今回は木枠で作る堆肥作りを紹介していきますので、堆肥を作る場所にコンクリートブロックや木片などで枠を作ります。
無い場合は、無くても大丈夫な野積み編をご覧になって下さい。
材料を用意する

材料の紹介です。右から
- 水道水または雨水(殺菌されていないのであればGood!)
- 油粕
- 鶏糞
- 米ぬか
作り方
落ち葉や枯草、雑草など材料を敷き詰める

● 落ち葉や枯草、雑草などを堆肥枠の中に5㎝から10㎝くらい積みます。
米ぬか、油粕、鶏糞を振りかける

● 積んだ材料の密度を高めるために踏みます。
水または雨水 鶏糞 油粕 米ぬか 蒔いたところです
● 水、鶏糞、油粕、米ぬかを撒きます。
分量はそれぞれひと掴み程度でいいです。あまり多いと固まったり異臭に繋がります。水はしっかり浸る程度ですがあげすぎると折角蒔いた肥料が流れますので、湿っているがポイントです。
材料の積み上げを繰り返します 2回目

● 更に材料を積みました。材料を積む際に土も一緒だと更に、促進されます。

● また踏みます

● 水を撒いて、肥料を蒔きました。
材料の積み上げ繰り返し 3回目

● 同じように材料を積みました。

● 水を撒いて肥料を蒔きました。
材料の積み上げ繰り返し 4回目

● またまた、積み上げます。

● またまた、水と肥料です。

● 更に材料を盛りました。土も一緒の方がより効果ありです。
枠で囲います

● 盛った材料を少し削って、枠を組みます。

● 削った材料や土も一緒に盛り付けます

● 更に盛り、木枠と水平にします(雨水が入らないようにします)
蓋をして雨水が入らないようにします

● ビニールシートや厚手のビニールで覆います。飛ばないように重しも置きます。
ドックフードの袋は厚くて使い勝手が良いです。
切り返し
1か月くらいしたら、木枠を外して、中身を上下に混ぜます。切り返しというものです。
切返し:発酵が始まると発酵熱と共に分解されていきますが、外側は外気に触れているため冷やされ乾燥していきます。更に内部はどんどん温度高くなり70℃から80℃くらいまでにもなります。活性度を全体に行渡すために、定期的に混ぜる行為が必要になります。そのまま放置でも分解はされますが、効果的な分解ではないため、堆肥ではなく、腐葉土としての扱いになります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
最後に
堆肥作りはコツさえ知れば簡単にできます。
野菜や花を育てるのと同じように、作ることを楽しんでみませんか?失敗することも有るかもしれませんが、何度かやるとコツもつかめますし、放置したとしてもしっかりと分解もされるので、失敗ということはほとんどないです。地面に直接堆肥を作るので、腐ることもほとんどないです。
安心して堆肥を作ってみましょう!
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