今回は、畑や花壇で活躍する肥料。ぼかし肥の作り方を説明したいと思います。
ぼかし肥は、失敗したらすごい匂いになるしどうして良いかわからないという人も多いと思います。なので今回は誰が作っても失敗しない簡単な方法で作る
失敗しないぼかし肥の作り方を紹介していきます!
準備するもの

材料
- 米ぬか
- 油粕
- 水(雨水のほうが殺菌されていないので良いです)
作り方

● 米ぬかに油粕を1/3程度入れます。

● 米ぬかと油粕がよく混ざるように掻き混ぜます。ビニール袋の場合はそのまま振るのが一番混ざります。

綺麗に混ざるとこんな感じです。

● 水をすこしづつ入れていきます。
水は少しづつ入れて、その都度混ぜ硬さをチェックする!

● よく振ってよく混ぜます。ビニール上からもんだり、振ったりします。

● 足りない場合は更に水を少しづつ足します。

● 口を縛って振ったりもんだりします。
よく振って水分を混ぜたら、次は

* よく振って水分を少しづつ足すとこんな感じになります
* 水分チェックは、握ると形になり、ちょっと触ると崩れる程度です。水が多すぎないようにすることが大事です。これで良し悪しが決まります。はじめは水は少なめでやりましょう!
握ると固まり、ちょっとの力で崩れる程度の湿り気がポイントです!水は少なめ
空気を抜いて箱に入れます

● しっかりと空気を抜きます。嫌気性微生物を活用するのでしっかりと抜きます。
嫌気性微生物を活用するので、しっかりと空気を抜きます!中途半端だと腐ります。

● 口を縛って空気を抜きました。

● しっかりと空気を遮断するためと匂い防止のために2重でビニール袋を被せます。

* 箱に入れます。できるだけ隙間が無い様に分量も調整しましょう。

● 空気遮断するために出来るだけ密閉する容器に入れます(この写真はちょっと隙間開き過ぎです)

● しっかりと蓋を閉めて、夏場1ヶ月から冬場3ヶ月放置しておけば完成します。開けた時にさらさらしていたら完成です。ベチャベチャしていたら、空気が入り好気微生物が活動した為、失敗です。腐敗しています。
- 米ぬかに油粕を1/3入れてよく混ぜる
- 水を少しづつ入れてよく振って混ぜる
- 握って固まり、触って崩れるくらいの湿り具合にする
- 空気を抜いてビニールをしっかりと縛る
- 空気に触れないように密閉する容器に入れておく
- 夏場1ヶ月から冬場3ヶ月で完成
ぼかし肥の使い方
追肥で使う
ぼかし肥は追肥で使うのに適しています。窒素分を多く含み即効性に効果があるので、収穫後の果樹や開花後の花壇に撒いたりするといいです。しかし窒素分が多いので根焼けしますので少量(ばらまく程度)がよいです。
元肥に使う
元肥にもぼかし肥は使えます。しかし大量に入れてしまうと、根焼けを起こしてしまいますので、肥料の1/3くらいにしておいたほうがいいです。肥料と一緒に混ぜて使います。
工夫や注意
ぼかし肥は水分量と空気に触れないことを注意すれば比較的に簡単に誰でも作れます。しかし、期間が短かったりして不完全な使ってしまうと、鳥の餌や虫の餌になってしまうので作物が荒らされてしまいますので注意しましょう。
また、米ぬか、油粕の他に、カキ殻石灰やコーヒーカス、鶏糞なども混ぜたりもできます。窒素分やカルシュウム分などを入れたい時にはいろいろと工夫をしてみるのも自分で作る楽しみですよね。
せっかくなので、いろいろと試して楽しみましょう!
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