堆肥作りのQ&Aを紹介!

堆肥作り堆肥作り

堆肥を作る上で困ったことや工夫を紹介します。

堆肥はとての良いと、園芸の本などで知り、堆肥作りに挑戦した人は多いと思います。 私もそれで、堆肥作りを始めました。

色々な本やサイトで堆肥の作り方を勉強したのですが、いまいちわからず、書いてある通りに実際行ってもうまくいかなかったことってありませんでしたか?
 
本やサイトでは「堆肥は簡単にできます」と言っているところや、見た目簡単そうに思え、あ!これなら自分でもできると思いやってみたけど、うまくいかなかったという人は多いと思います。
 
そこで、うまく作るコツややり方などの工夫を紹介したいと思います。
 

私が困ったなど、苦労したことや、こんなところがコツになるのではと思うことについてQ&A方式で載せさせてもらいましたので、必要なところをお読みください。

Q&Aリスト


Q: 堆肥を作りたいけど、米ぬかが手に入らない。米ぬかってどこから手に入れられますか?

Q:堆肥から嫌なにおいがします。このままで堆肥になるのか?

Q: 堆肥の材料ってなんでもいいの?落ち葉や雑草、生ごみなど混ぜてもいいの?


Q: 堆肥を作りたいけど、米ぬかが手に入らない。米ぬかってどこから手に入れられますか?

A: 無人精米機で頂く、農産物直売所で買う。

家庭菜園家が堆肥を作るのに米ぬかはとても重要な資材になります。どの本でもサイトでも米ぬかのことを記載されていると思います。入手できなければ堆肥作りは難しかったり手間が必要だったりするので、是非とも入手したいところですよね。

実は私も作ってみたいと思ったものの、米ぬかが無くて、結構苦労しました。
スーパーでは、糠床用の殺菌処理された高額で少量の米ぬかしかなく、米ぬか買うなら堆肥買った方が安いくらいですし、ネットでも販売していましたが、高額で送料も高くなり現実的ではなかったです。

JAの農産物直売所で購入する

いろいろ探しているうちに、JAの農産物直売所で精米していることを知り、尋ねたところ、米ぬかも販売しているとこのことで購入させてもらいました。普段は小分けして、タケノコを煮たりする分として100g程度で30円とかでしたが、「大量に欲しい!」とお願いしたら。スーパーの袋に約10kgくらい入れてくれ、500円で購入しました。

米屋からもらう

JAの農産物直売で精米しているなら米屋も精米していると思い、町の数少ない米屋さんに相談に行きました。結果、無料でもらえたのですが、交渉でした。米ぬかの利用価値が決まっているらしく、業者に買い取って貰っているそうで、家畜のえさなどにしているそうです。今回は特別に分けてもらいましたが、継続的に入手するのには難しいのかもしれません。場所においては取っておいてくれるところもあるかもしれませんので、交渉してみてください。

無人販売所で入手する

近所の無人精米所を何件か回ってみました。ほとんどの精米所は利用者が米ぬかをもらえないように、鍵かかかっています。しかし、精米所の機械?の種類というか、システムの種類によって無料で米ぬかも利用者に提供している精米所がありました。
ここで入手でき、とてもうれしかったのですが、みんなもらえるのが分かったいるのと、私みたいに米ぬかを入手したい人が集まるのか、激戦区です。
今回はたまたまスーパーの袋3分くらい大量にもらえましたが、その後何回か言ってみたら、ほとんどない状態が多いです。
米ぬかはとても有効な資源なのでみんなほしいんだと思います。

現在は他の無人販売所にて、米ぬかを設置主さんのご厚意にて、提供してくれているところを発見しました。室内のポリバケツに米ぬかを入れておいていただけるので、必要な分だけ、そこからもらっております。
大切な資源と設置主さんのご厚意に感謝して必要な分だけをもらうようにしております。誠に感謝です。

*皆さんのところで、同じような環境ではないと思いますが、交渉すればもらえるところなど多いとも耳にしますので、まずは聞いてみるのが一番と思います。

ネットショッピングで入手するできたらネットショッピングで米ぬかを購入するのは避けたい人が多いのではないでしょうか?エコのために節約のために、堆肥を作る人が多い中、米ぬかをネットで購入してしまうなら堆肥を近所のホームセンターで購入した方が早い人もいると思います。
しかし、どうしても堆肥を作りたいと思う人はネットでの購入も視野に入れていいのではないでしょうか。
堆肥作りを知ると本当に面白く、自然のすごさを感じるので是非とも作ってもらいたいと思います。


Q:堆肥から嫌なにおいがします。このままで堆肥になるのか?
A:水分が多いか、空気が不足している可能性があるので、そのままでは堆肥にはなりません。
水分が多い場合、また密閉容器で作った場合。好気性微生物の活動よりも、嫌気性微生物の活動が活発になり、腐敗臭などする場合があります。

好気性微生物の活動条件としては、水分60%、多少の空気、温度です。活動による発熱は可能ですがその場合は、枯草や落ち葉、新聞、段ボール、もみ殻燻炭など、水分を吸収してくれる素材を入れ、C/N比を調整してから、空気を入れて再度堆肥を作ってみてください。
好気性発酵となり、高温になれば、腐敗菌や病原菌は壊死しますので、大丈夫だと思います。

また、油粕や鶏糞が多いと、とても強烈な鼻にツンとするアンモニア臭がします。アンモニア臭は好気性発酵時に臭いますので、きつくても大丈夫です。 しかし入れ過ぎは、堆肥にしたときに窒素分が多く肥料焼けなど起こす可能性があります。炭素量を増やして調整するといいと思います。


Q: 堆肥の材料ってなんでもいいの?落ち葉や雑草、生ごみなど混ぜてもいいの?

A:堆肥の材料は、基本的には自然のものならば何でも混ぜて大丈夫です。

材料によって成分が違いますので、多少は堆肥の差はでますが、私はそれほどの差はあまり感じません。専門的に農作物を作られている方や堆肥業者などに言わせたら邪道なのかもしれませんが、私は新聞紙でも段ボールでもなんでも入れて堆肥にしています。

堆肥の効果は遅効性で優しい効果であるよに、堆肥自体の肥料としての養分はあまりないと、勝手に思っております。

それより、堆肥の良さは、土の柔らかさであって、団粒構造による保温性や保湿性、保肥性だと思うので、あまり気にしなくてよいと思います。

作り方の詳しくは、堆肥を作るための6つの基本的知識を知ろう!を参考にしてください。

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