Q: 堆肥がなかなか堆肥にならないのはなんで?発酵温度が上がらないのはなんで?

堆肥作り

答え

水分・空気・材料の比率が十分じゃないかもしれません。また発酵できる温度がないのかも。

家庭での堆肥作りは、微生物の力を借りて、好気性発酵で作っています。

この微生物が活動するには、以下の3要素が必要になります。

1.材料

C/N比はどうですか?
炭素:窒素の割合が25程度になっていますか?

2.空気

十分に空気が入っていますか?
入りすぎても駄目ですよ!
少しの隙間で十分です

3.水分

水足りてますか?
握って絞れたら多いですし、
カサカサしてたら足りません。

この3つが良く機能しないと発酵しませんし、発酵しなければ、発酵時の発熱は無く、またバランスが悪いと発熱温度が低くなります。

詳しくは「堆肥を作る6つの基本知識を知ろう!」を知るを読んでみてください

また、これ以上に大事なことがあります。

それは 温度です

温度が低いと活動が低下し、高温で活動する微生物の力を借りて堆肥にしていますので、真冬などでは対策をしないと発熱しません。

まずは保温をしましょう。

やりかたはいろいろあると思います。

私が思いついたことはブログにも書いてあるので見てみてください。

ポイント

また、切り返しなしで放置すると、または一定期間経つと、上記の3要素が足りなくなり、発酵温度は下がります。下がる前に、切り返しを行うことが、堆肥を効率的につくれます。

発酵温度が下がってから行うことも可能ですが微生物の活動が低下するので、高温になるのに時間がかかり、雑菌の繁殖の機会にもなりますので出来たらタイミングをみて行った方が良いと思います。

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