失敗知らず!とっても簡単に雑草で堆肥を作る!

堆肥作り

雑草から堆肥ってできるの?

庭から出る雑草。梅雨時期や真夏、秋ごろには収穫後の茎や根など、家庭菜園をしているといろいろと出る草がありますね。
今までは燃えるごみで捨てていた雑草も、堆肥となり土に返せれば、とてもうれしいことですよね。

”土からもらったもは土に還す”と昔から言いますよね。
まさにそれが、家庭でもできるのです。

 

堆肥を作るのには、C/N値っていうのが必要らしい?

まず、雑草ですが、刈り取ったばかりの青々とした葉で、みずみずしい状態と、そのまま放置したり、秋頃刈り取った枯れた状態がありますよね。

実はこれ、状態だけではなく、堆肥にする時にも少し気にしたほうがより良い堆肥が効率よくできるんです。

雑草と落ち葉

青々した状態 : 枯れた状態

この比率で堆肥に必要な発酵がスムーズに行われるかが決まります。

この比率を値にしたものを C/N値 といいます。

つまり、刈り取ってすぐの状態は、窒素分が多く含まれています。

そして、そのまま放置してカサカサの枯草になったものや、秋ごろの枯れた草は窒素が抜けて炭素分が多くなっている状態になっているんです。

なので、C/N比

刈り取ってすぐ  30

枯れた草      50

となります。

なんだかわからないと思いますが、このC/N値を25前後にすると良い堆肥ができるんですよ。

よい堆肥にするために、ちょっと調合が必要になります。

簡単ですが、レシピを書きましたので参考にしてください。

温度や湿度、草の状態によっても、多少前後しますので、参考までにしておいてください。

だって、日照りが続いた日の草と雨上がり後の草では重さが全然違いますからね。

雑草での堆肥の作り方

材料:

刈り取ってすぐの草   1袋(45Lごみ袋)

枯れた草          2袋(45Lごみ袋)

米ぬか           2カップ

油粕            1カップ

鶏糞            1カップ

ブルーシート    あると便利

 

作り方:

  1. 必要に応じて、堆肥を作る場所にブルーシートを広げます。なくてもいいですが、あると掃除が楽です。その上に、刈り取ってすぐの草と枯れた草を混ぜます。硬くてゴワゴワしてやりにくい場合は、短く裁断するか少し水をかけて柔らかくします。
  2. 混ぜ合わせてものに、米ぬか、油粕、鶏糞を上から、パラパラと全体に振り掛けます。
  3. 全体をよく混ぜます。
  4. 水を全体に行渡るように、シャワーで散水しながらよく揉みます。
  5. 水は、しっとり程度にしてください。あまり水気が多いと、嫌気発酵となり、異臭を放ちます。なので、しっとり程度がよく、なれない場合は少し少な目で発酵時の発熱状態をみて水を足してください。
  6. これで、堆肥の元は完成です。出来上がったものを堆肥をつくる柵や枠、容器または野積みで堆肥を作ります。少しづつ入れるのがコツで、少し密着し発酵できるようにするのがいいです。あまりギュウギュウすることはしないほうが発酵しやすいです。
  7. 一週間くらいで発熱してくると思いますので2から3回切り返してして完成になります。
堆肥を投入

 

こちらの記事に写真や丁寧に手順を紹介させてもらっています。合わせてお読みください。

 

他にも堆肥の作り方を紹介していますので良ければお読みください。

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