ミミズ堆肥って何?説明から作り方まで紹介します

生ごみコンポスト堆肥作り

ミミズで堆肥ができる?

ミミズで堆肥ができるって知ってました?

昔から”ミミズの糞はとても栄養があるんだよ!”って言います。
それほど、ミミズの糞は栄養たっぷりで植物に良いと言われています。

そんな、ミミズを飼って、良い肥料にもなる堆肥を作ってみませんか?

堆肥って何だっけ?

自然界では、落ち葉や作物根や茎などは、微生物やバクテリア、昆虫などが活動し、ゆっくりとした時間の中で、分解され、段々と堆肥になって、植物の根から吸収されやすい形として、土壌として機能します。

それを人工的に短時間で水や空気やC/N比を気にして作り、発酵熱を伺いつつ、切り返して、発酵の促進を促して作ったのが堆肥となりましたよね。

ミミズ堆肥をするには何が必要?

ミミズ堆肥で重要なミミズでずが、これは庭にいるミミズではありません。

生ごみや、雑草、落ち葉、収穫物の残渣などを食べてくれる、有機物の形が残っているものを食べてくれるミミズなので、ちょっと特殊です。

庭にいるミミズは太くて長い、フトミミズやドバミミズという種類になります。

栄養素の少ない土を多く食べ、その中から少しでも栄養素を吸収するため、大きくなっているみたいです。

今回必要なのは、釣り餌でも使われている、シマミミズという種類です。

このシマミミズは、食物残渣を中心に食べていますので、畑の残渣置き場に生息していることが多くあります。

なので、シマミミズをまずは、獲得するところから始まるます。

 

シマミミズを手に入れるにはどうすればいいのか?

特殊なシマミミズですが、郊外のほうなら、近くに畑があると思います。

畑の残渣置き場にはシマミミズが多く生息していますので、畑の人に断って譲ってもらうのが一番いいと思います。

農家の人は朝早く、日中も活動している人が多くいますので、時間帯を見て訪れてみるのがいいと思います。

また家畜の糞の中でも生息するみたいなので、近くに牛舎などあれば可能のなのかもしれませんが、基本糞尿は衛生上廃棄していたり、業者が引き取り、牛糞堆肥にしたり、再生可能エネルギー材料にしたりしているみたいなので、シマミミズを見つけるには難しいかもしれません。

都心部ではなかなか畑を見かけることがないと思います。

なかなか手に入れる環境がない人には購入する方法があります。

ミミズ堆肥の紹介サイトでも販売していたりしますが、海外が多いかもしれません。

日本もサイトもありますが、数が多いです。 1000匹単位で販売となります。

個人的には、釣り餌として売られている、シマミミズを購入するのがおすすめです。

釣り餌としか書かれてないので、わかりにくかったりしますが、まずは買ってみることを進めます。
買ったミミズに、シマミミズの特徴である、シマシマがあればOK。

 

3パックくらい飼って始めるのもありですね

個人的には、釣り餌として売られている、シマミミズを購入するのがおすすめです。

釣り餌としか書かれてないので、わかりにくかったりしますが、まずは買ってみることを進めます。

買ったミミズに、シマミミズの特徴である、シマシマがあればOK。

しかしネット購入であるなら、送料もかかりますので、ネット購入なら5000円程度で1000匹くらい購入できるみたいなので、そのほうがいいかもしれません。

どっちにするかは、懐事情と気持ちで考えてください。  実は4人家族の生ごみを処理するには10000から5000匹は必要と言われていますので、大量に買えばすぐ、即戦力として活動してくれるでしょう!  少量から購入した人や捕獲した人は、まず1~2年は育て、繁殖させることから始まります。

ミミズも飼うとかわいいですよ。愛着も沸きます。文句も言わず、毎日毎日生ごみ食べてくれるので感謝しかありません。

私はネットで釣り用を購入して育てましたが、結構増えますよ。

ミミズの卵を初めて見た時には感動しました。そして段々と増える我が子供たち、シマミミズの子供って白くて糸みたいなんですよ。

 

 それがごにょごにょ動いて生きています。それがだんだんと色づいて大きくなっていく感じは成長を見守れるので楽しいです。  さて、ミミズを確保出来たら、次は、ミミズを飼う容器が必要になります。

 

シマミミズを飼うにはどうすればいいの?

シマミミズを飼う方法として、まずシマミミズもミミズなので、水を嫌います。

 

 そして、シマミミズは大量の尿(これがまた栄養価が高い)をします。

食物残渣などを食べるので当然ですね。で、この尿なんですが、シマミミズはこの尿が嫌いで、またシマミミズにとっては毒となります。

密閉された容器の中では自分の尿から逃れられず、死んでしまいます。  なので、シマミミズが逃げられ、食事を多くできるようにしてあげることが大事となります。

畑の収穫残渣置き場のように、山積みにすることで、その下で生息する事が可能となります。

しかしそれでは飼うというより、放置ですね。

また貴重なミミズ堆肥を収穫するには掘り起こしが必要なのと、外気に残渣が晒されるので、悪臭やハエなどがたかる可能性が高いです。

方法としては、

★コンポスト容器など上から蓋ができる容器を使用して、食物残渣を入れていく。
容器が一杯になってきたら、上は残したまま、下のミミズ堆肥だけをほじくり、収穫する。ミミズの尿は収穫できませんが、時間がかかるものの一度に多くのミミズ堆肥が収穫できます。
★フロースルー式を利用して、巣箱を作成する。
これは、検索してもらうとわかりますが、
コンポスト容器などを地面から浮かししたから、ミミズ堆肥や尿を収穫できるようにした装置となります。
上から餌である残渣を入れて、下から収穫する。実に画期的な方法です。
作り方はそんなに難しくないので、作ってみてください、お勧めします。

🌸本格的にスタイリッシュにやりたい人には、とっても清潔感があっていいと思います。ミミズへの餌あげも楽で、堆肥をとるのも楽です。

🌸お金がない私はこれをみて構造を研究しました。

 

シマミミズの飼育箱の作り方

フロースルー式の作り方を説明したいと思います。
ほかのサイトで詳しく写真入りで丁寧に紹介しているところもあるので、今回は文字だけとしておきます。
また作り直す機会もあると思うのでその際には、掲載します。

材料

木材       40×60×500      4本

ポリロープ 6㎜              11m

木ビス 長さ5㎝             適量
蓋つきごみ集積箱             1個
コンクリートブロック(土台用)        2個

1.ごみ箱の底をのこぎりで切り落とします。これを木製で作ってもいいみたいです。

2.木製の枠を作ります。四角いマスになる様に木ビスを使って、組みます。
この大きさは、ごみ箱の大きさで変化させてください。
ごみ箱が乗らないと意味がないので、ごみ箱より大きい寸法で作成してください。

3.木製の枠の側面、一面に3cmから4cmの間隔で8~10mmの穴をあけます。

4.穴をあけた側面の反対面にも同じように穴をあけます。

5.穴をあけたところに、ポリロープを通します。ピンとなる様にたるみなく貼ってください。
使用していると段々とポリロープがたるんできますので時折張り直しが必要になる場合があります。

6.設置したいところにコンクリートブロックを置きます。その上に木製の枠を設置します。
その上にプラスチックのごみ箱を設置します。

7.完成です。

設置が完了したので、寝床の準備になりますね。

シマミミズの寝床を作成しよう!

シマミミズは庭の土は食べませんので、用意する必要があります。

シマミミズの好物であり、快適な住まいにすることが、繁殖につながり、堆肥を作ることにつながりますので、庭の土ではなく、きちんと用意してください。

材料

増える土 = ココナッツ繊維を水で戻したもの

ピートモス

新聞紙

配置の仕方。

1.木枠の上に新聞紙を敷き、ごみ箱をセットします。

2.増える土を水に戻し、ピートモスも加え混ぜます。水で戻す際に大量な水はいりません。
ちょっとパサつくくらいがいいと思います。

3.混ぜて作った寝床の土を15cm以上は敷き詰めます。

4.ミミズを入れます

5.乾燥防止に濡れた新聞紙を置きます

6.このまましばらく置いておくとミミズがココナッツ繊維を食べて増えます。

7.上にかぶせた新聞紙がなくなってきたりボロボロになったら、上から生ごみや雑草を入れてもOKです。

8.下に入れた新聞紙は分解が進むとなくなります。自然に乾燥したりすると、下に堆肥が落ちてきます。下からクワなどで、ほじくると、ミミズ堆肥だけが収穫できます。

9.この後はその都度、生ごみを投入してちょと寝床と混ぜてあげるだけでOKです。

10.ミミズは夜中にいろいろ動き逃げます。また蓋がないとアブやハエなどが入り卵を産んでしまい、すごいことになってしまいます。きちんと密閉しましょう。
一回失敗しました。隙間からアメリカ水アブが侵入して、ウジ虫だらけになりました。隙間が内容に中止してください。

以上で完成です。

ミミズ堆肥は準備がちょっと大変になりますが、準備さえすればあとは、餌となる雑草や生ごみをそのまま投入するだけ。とっても簡単。

フロースルー式にしないのであれば、庭にコンポストを設置するだけで設置完了となります。

とても簡単ですね。

みなさんもぜひ試してみてください。

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